人工知能第一研究室

 
M系列を用いた音響機器のインパルス応答測定

  背景
  
現在スマートフォンや音楽プレーヤーの普及により誰でも気軽に音楽を楽しめるようになった
  それによってヘッドホンやイヤホンの使用も増えている
  ヘッドホンやイヤホンは装着具合などによって特性が異なる
  カナル型イヤホンのインパルス応答測定についてはまだ方法が定まっていない

  目的
  
再現性の良いカナル型イヤホンのインパルス応答測定について検討する

  • インパルス応答とは
    インパルスと呼ばれる非常に短い信号を入力したときのシステムの出力
    音響特性についての情報を含んでいる
    インパルス信号ではエネルギーが小さく良い測定結果を得ることができない
    インパルス応答1
  • M系列信号
    インパルス応答を測るための測定信号の1つ
    1とー1の値をとる周波数スペクトルがフラットな擬似ランダム雑音
    簡単に作ることができる
    ▼M系列雑音(音が大きいかもしれないので注意)

    測定方法

   インパルス応答測定図

  • ヘッドホンやイヤホンの測定ではダミーヘッドというものを用いて測定する
  • ダミーヘッドとは人の頭を模した人形の耳にマイクがついているもの
    ダミーヘッドにヘッドホンやイヤホンを装着してインパルス応答を測定する
    ダミーヘッド1ダミーヘッド2
  • ヘッドホン、イヤホンのインパルス応答測定
  • 青⇒ヘッドホンの左右を正しく装着
  • 赤⇒左右を入れ替えて装着
    ヘッドホン結果
  • 左:イヤホンを耳に浅く入れる  右:イヤホンを深く入れて
    イヤホン結果
  • ヘッドホンの特性の変化要因のひとつとして空気漏れがある。今回はそれについて測定した
  • イヤホンは差し込む深さでの特性の変化について測定した