2020年1月10日に行われた、学部3年生による「デモ大会」にて発表した内容です。 立体的な音響の実現のために利用できるものとして、HRTF(頭部伝達関数)があります。このファイルを音声に畳み込むことで聞こえてくる方向を指定できます。
しかし、音源の準備、使用ファイルの選定、計算などが煩雑であることから、より直感的に視覚的に操作できるシステムが作れないか、と考えました。
環境、手法は以下の通りです。
[OS] Windows 10 [ソフトウェア] MATLAB R2017b HRTFフィルタ 0~355の5度間隔(マサチューセッツ工科大学) 畳み込みたい音声ファイル(チャネル1)
実行結果は以下をご覧ください。
背景にグラフを用い、ボタンを円形に配置することで視覚に訴え、直感的に操作ができます。角度を選択し決定ボタンを押すだけで処理が完了します。
現在、ボタンは10度毎に配置されているため、フィルタに合わせ5度ずつにするなどして対応角度を増やす、複数選択できてしまうラジオボタンを排他的なものに変更するなど、改善の余地があることがわかりました。
詳細は以下のスライドをご覧ください。
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