今回、初めてのデモ大会において、C#を用いて最大電圧レベル表示機能付きの音声変換器を作成しました。
・背景・目的
- 近年では、様々な場面において音声変換技術は用いられている。
- その技術にて欠かせない要素として、ピッチ、フォルマント、話速などが挙げられる。
- 音声データから、まず正確にデータを取り出しそれを加工できればよいのではないか?
・デモ内容
- 既に録音したwavデータを用いて、ヒルベルトフィルタを用いて任意の周波数分だけシフトし、その変換した波形を出力する。
- 変換処理と同時に入力信号と出力信号の音声データから変換前と変換後の最大電圧レベルを表示する。
・工夫した点
- 変換させたい分の周波数の値の入力方法を、シフタ―とテキストボックスの2種類用意し、任意入力をできるようにした。
- 最大電圧レベルの表示をグラフ表示にして、視覚的に見やすくした。
・今後の改善点
- 録音機能の追加
→WindowsのAPIを用いて実装を試みたが今回はうまくいかなかった
- フォルマントを調整できる機能の追加
→フォルマントの抽出方法を理解し、それを加工できるようにしたい
・参考文献
C#によるディジタル信号処理プログラミング 三上直樹 工学社
・ビデオ
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