音メディア処理研究室

 
デモ大会

手拍子によって踊り方を変えるロボット

2018年12月21日に行われた3年生によるデモ大会で発表した内容です。

<背景>現在単純に踊るだけのロボットは多く存在しますが一定の速さで動作するものがほとんどです。そこで自分の意思で速さを変更できるようにしたいと思い開発しました。

<開発環境>MATLAB, Julius , TOPPERS/EV3RT

<概要>手拍子のテンポが遅ければ低速で動作し、速ければ高速で動作します。詳しくは以下の動画をご覧ください。

クロマベクトルを用いた楽曲の調推定

2018年12月21日に行われた、3年生によるデモ大会での発表内容です。

【目的】
・発展的な音楽情報処理の基礎となる調推定の精度向上
・現在普及している調推定ソフトウェアが低精度である原因の追究・明確化

【概要】
クロマベクトルは、非常に短い音響信号の12音名(クロマ)を周波数軸とし、各クロマのパワーを表す。
このクロマベクトルを用いて楽曲全体におけるクロマのパワー総量を調べ、これを特徴量として調を推定する。

本研究を通し、調推定における課題点は「非整数次倍音」・「曖昧な調性」であることが判明した。

 発表の詳細は下の動画でご覧になれます。

Googleストリートビューへの環境音付加による臨場感の表現

2018年7月30日に行われたデモ大会で発表した内容です。

Googleストリートビュー上の緯度・経度を指定してその地点に音声を配置するシステム(https://www.amplifon.com/web/uk/soundofstreetview/press-kit/index.html)を用いて大分大学内を聴覚的にも表現しました。

工事・人・自転車などの環境音だけでなく建物の解説アナウンス音声も入れています。

詳細は以下の動画をご覧ください。

 

音声からの感情読みとり

2018年7月30日に行われたデモ大会で発表した内容です。

今回はSVMを使って、音声から「平静」「怒り」「喜び」3種類の感情を識別するシステムを作りました。

開発環境:matlab 2013

詳細は以下の動画をご覧ください。

matlabのGUIDEを用いたメロディー暗記ゲーム

2018年7月30日に行われた人工知能第一研究室のデモ大会での発表内容です。

【ゲーム説明】

①8秒間のメロディーが流れます。これを覚えます。

②合図が流れます。

③覚えたメロディーを歌います。

→ 結果として、音程正確率と音程グラフが表示されます。
また、歌ったメロディーが楽譜として表示されます。(音の長さは区別できていません。)

詳細は以下の動画をご覧ください。

【開発環境】 MATLAB

MV法・ウィナーフィルタを用いた雑音抑圧

背景・目的

  • 離れて場所で同時に会議をする手段「テレビ会議」の利用が拡大している
  • しかし、収音時に空調音や電気ノイズなどの雑音が混入し、音声が聞こえづらい

空調音や環境音などの雑音を抑圧し、目的音を強調したい

デモ内容

  1. 実験室でのインパルス応答測定、目的音、方向性雑音を事前に測定
  2. 拡散性雑音をデモでその時に録音
  3. 混合音を作成し、雑音抑圧処理を行う

用いた音源

  • 目的音:女性の声
  • 方向性雑音:男性の声
  • 拡散性雑音:ざわざわ(その場で作成)

開発環境

Matlab R2013b